【超具体的】英単語の覚え方!1ヶ月で1000語暗記する方法

こんにちは。武田塾です。
今回は英単語を1ヶ月で1000語覚えるための暗記法を紹介します。
人によっては1ヶ月で2000語覚えることもできます。
この記事を読むと
・英単語を最短で覚える暗記法
・絶対に忘れない復習のタイミング
・オススメの英単語帳
などがわかります。
◇なぜ英単語を覚えるの?
「英語の長文を読めるようになりたい!」というのは受験生なら全員が思うことでしょう。
だからといって、いきなり英語長文を読み始めても理解できません。
英文を読めるようになるためには
「英単語の暗記」をしないといけないのです。
英文は英単語が組み合わさって作られているので、
英単語1つ1つの意味がわからないと、英文も絶対に読めません。
例えば
という文章を見て、わからない人はいないでしょう。
しかし、次の文はどうでしょうか?
多分、ほとんどの人がわからなかったのではないでしょうか?
正解は「彼は獣医だ。」です。
こんな短い文でも、1語わからないと英文が読めないのです。
もっと長い文でわからない英単語がたくさんあったら、絶対読めませんよね。
だから、
長文を読めるようになるためにはまず英単語の暗記が必要なんです。
◇多くの人が英単語を暗記できない
「英単語の暗記が大事なんだな!よし覚えるぞ!」と思っても、
英単語を覚え始めた人の多くが3日後には挫折します。
「全然覚えられない・・・」
「覚えたのにすぐ忘れちゃう・・・」
「ノートに英単語書きすぎて腕パンパン・・・・」
などなど。
色々な理由で英単語を覚えることを諦めてしまいます。
しかし、それはその人の記憶力が悪いわけじゃありません。
「英単語の覚え方」がそもそも間違っているのです。
◇よくある間違った覚え方
1、全然時間を割いてない
これは厳密には「覚え方」以前の問題なのですが、
多くの人がそもそも英単語の暗記を甘く見てます。
という人に「何時間暗記したの?」と聞くと
大体の人は1時間未満と答えます。
甘いです。
本気で英単語を暗記したいなら、「最低でも」1日1時間は割きましょう。
最初のうちは2、3時間割いても良いと思います。
どちらにしろ、英単語を覚えないと長文には入れないので。
まず、勉強時間を増やす。
そこからスタートです。
2、復習をしていない
英単語の暗記に限ったことではないですが、
何かを覚えたいなら「復習」は絶対にしましょう。
英単語を必死に覚えたのにも関わらず、次にその英単語を見るのが1週間後・・・
なんてことになったら、ほとんどの英単語を忘れているでしょう。
人間は暗記したことを
・20分後には42%忘れ、
・1時間後には56%忘れ、
・1日後には67%忘れる。
と言われています。
1時間後には半分以上忘れているんです。
なので、英単語を覚えたら1時間後には復習し、最低でも次の日には必ず復習しましょう。
3、英単語を書いて覚えてる
と思っている人がたくさんいます。
しかし、
英単語は書かない方が「早く」覚えられます。
上にも書いた通り、暗記は「復習」が重要です。
つまり、何回も同じ英単語に触れることが一番大切なんです。
「書く」という覚え方だと、どうしても1つの英単語に時間がかかってしまいます。
そうすると、次にその英単語に触れるまでに期間が空いてしまいます。
なので、「書く」というやり方はオススメしません。
実際、英単語を短期間でたくさん覚えている人は書いていないことが多いです。
という人のために、具体的に説明します。
◇具体的な英単語の覚え方
さて、ここまで英単語の暗記は
「時間を割く」
「復習する」
「書かない」
が大切と伝えました。
いよいよ具体的な英単語の覚え方について説明します。
1、英単語と和訳を2回声に出す。
2、次の英単語に進み、その日の範囲が終わるまで1番の動作を繰り返す。
3、1日に同じ範囲を3周する
これだけです。
つまり、
1、「expect 〜を期待する」「expect 〜を期待する」と2回音読
2、100単語覚えたいなら、1〜100番の英単語の範囲を
3、朝・昼・夜に1周ずつで合計3周するということです。
これを同じ範囲で5日間連続で繰り返してください。
1日3周を5日間繰り返すと15周繰り返す計算になります。
同じ範囲を15回も見たらほとんどの英単語を覚えています。
覚え方はシンプルなのですが、注意点がたくさんあります。
◇注意点
・和訳は1つだけ覚える
多くの英単語は和訳が2つ以上ありますが、
基本的には1つの和訳だけを覚えましょう。
派生語や類義語も最初は覚える必要はありません。
・和訳は正確に覚える
英単語を覚える時に絶対に意識してもらいたいのが「品詞」です。
品詞を確実に覚えるためにも和訳を正確に覚えましょう。
例えば、「expect」という単語を「期待」と覚えると名詞なのか動詞なのかわからなくなってしまいます。
なので、必ず「〜を期待する」と単語帳に書かれてる通りに覚えましょう。
ちなみに、「〜を」の部分まで覚えれば「この動詞は他動詞なんだな」ということがわかります。
・発音、アクセントを覚える
英単語を覚える時は必ず発音とアクセントを意識しましょう。
これからの入試ではリスニングが必須になり、英単語の正しい発音を知らないと苦労します。
CDを聴いてもいいですし、電子辞書で確認する、ネットで調べる、などしましょう。
調べてるうちに「この発音記号はこうやって発音するんだな」とわかってきます。
・2回声に出したら必ず次の単語に移る
「英単語と和訳を2回声に出したら次の英単語に移る」と書きましたが、
「この単語は不安だから5回声に出そう・・・」というのはやめてください。
どうせ何度も復習するので、その時覚えられてなくても構いません。
「2回読んだら必ず次に行く」というのを意識して、スムーズに進めましょう。
15周したのに覚えられなかった英単語のみノートにまとめて何回も読めば良いです。
・絶対に5日間連続で繰り返す
上にも書きましたが、暗記は復習が一番大事です。
なので、必ず5日間は連続で繰り返してください。
「今日はやる気がないから休もう」というのでは意味がありません。
◇暗記するペース
英単語を覚えるペースですが、
・勉強を始めたばかりの人は5日間で100語、
・暗記になれてきた人は5日間で200〜500語
を目指しましょう。
まずは1〜100番目の英単語を1日3周×5日間繰り返し、
「英単語を覚えられた!」という感覚を味わってください。
慣れてきたら、5日間で暗記する英単語の数を増やしていきましょう。
※定期的に、過去に暗記した英単語を復習してください。
◇オススメの単語帳
英単語帳は色々な種類があります。
正直、どの単語帳でもそれほど大きく変わらないのですが、
武田塾では「システム英単語」をオススメします。
理由としては
・英単語が頻出順に並んでいる
・選ばれている英単語の質が良い
この2点です。
・英単語が頻出順に並んでいる
システム英単語は頻出順(=入試に出やすい順)で単語が載っています。
志望校によっては難しい英単語を覚える必要はないので、
簡単な英単語から順番に並んでいるのはありがたいですね。
・選ばれている英単語の質が良い
単語帳によっては「この英単語・・・入試に出なくない?」という単語が載っていたりします。
しかし、システム英単語に載っている単語はほとんど全ての英単語が入試に出てきます。
どうせ覚えるなら、出てこない英単語よりも出てくる英単語を覚えたいですよね。
◇暗記に関するよくある質問
・英単語のスペルは覚えるべき?
最初は覚える必要がありません。
まずはその英単語を見たら和訳が言えるようになれば大丈夫です。
しかし、これからの入試はライティングが必須になるので、
英作文などを勉強する段階になったらスペルを覚え始めましょう。
スペルも書いて覚える必要はありません。
「見て」覚えましょう。
「この英単語はこういうスペルなんだ」と意識しながら見れば、書かなくても覚えられます。
・派生語・類義語などはいつ覚えるの?
派生語などは基本的に見出し語を全て暗記し終えたら覚え始めましょう。
派生語は、見出し語が少し変形しているだけなので、見出し語を完璧に覚えていればすぐ覚えられます。
・単語帳暗記はいつ終わるの?
英単語暗記の最終目標は
「英単語を見たら1秒以内に和訳が出てくること」です。
英単語の意味を思い出すのに3秒もかかってたら長文は読み終わりません。
なので、受験期直前まで何度も復習し、「1秒以内に和訳が出てくる状態」を目指しましょう。
・単語帳は何冊やればいい?
基本的に、単語帳を何冊もやるのはオススメできません。
システム英単語を一冊完璧に覚えればどこの大学でも通用します。
しかし、早稲田や慶應など一部の大学はシステム英単語に載っていない単語が出てきます。
そういった英単語も推測で何とかできるのですが、
不安な人は「速読英単語 上級編」や「リンガメタリカ」を使って難関単語も覚えましょう。
・単語を英単語帳の場所で覚えちゃう・・・
という悩みを良く聞きます。
これは単語帳を逆からやったり、どうしても覚えられない英単語だけノートにまとめましょう。
・似たような英単語を混同して覚えちゃう
「co」で始まる英単語多すぎて混乱しちゃう。という人は
単語帳の英単語の下に、似たような英単語を書き込んで区別しましょう。
◇まとめ
・英単語は英語の勉強で一番大事
・書かずに声に出して何度も繰り返す
・1秒で意味が出てくれば完成
これだけです。
1ヶ月毎日2、3時間使えば、1000語以上は暗記できます。
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武田塾ではこの記事のように
「成績を上げるための具体的な勉強法」を教えています。
もし、あなたの成績が上がっていないなら、
それは頭が悪いわけでも、授業が悪いわけでもありません。
勉強のやり方が間違っているだけです。
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今まで勉強したことがなくても、進学校出身じゃなくても、
短期間で成績を上げて難関大学に合格できます。
実際、2018年度には
・幕張総合高校で学年唯一慶應に合格した小倉さん
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などの合格実績があります。
「今の成績は悪いけど難関大学に行きたい」
という気持ちがあるならぜひ武田塾にご相談ください。
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