やっておきたい英語長文シリーズの使い方・レベル・オススメな人【英語参考書紹介】

こんにちは、武田塾です。
今回は「やっておきたい英語長文」シリーズの特徴、使い方についてご紹介します。
この記事を読むと
・やっておきたいのメリットとデメリット
・やっておきたいのそれぞれのレベル
・やっておきたいの効果的な復習法
などがわかります。
英語長文全般の勉強法を知りたい人はまずこちらの記事をお読みください。
◇やっておきたい英語長文の基本情報
特徴
やっておきたい英語長文シリーズは河合塾が出版している、昔ながらの長文問題集です。
300、500、700、1000というレベルに分かれており、この数字は掲載されている長文の語彙数を表しています。
問題、設問、解説といったシンプルな構成になっており、500,700,1000は問題文の要約が載っています。
掲載されている長文の質が非常に良く、何度も読み込む価値があります。
しかし・・・
構造の解説がなかったり、CDがなかったりするので非常に使いづらいです。
なので、これから受験勉強をする人は無理にやっておきたいシリーズを使わなくても、他の解説が詳しい長文問題集を使った方が良いかもしれません。
個人的にはすごく好きな問題集なのですが、時代に取り残されてる感がありますね。
河合塾出版の人がもしこれを読んでいたら、ぜひ構造解説とCDをつけてください!
レベル
300:センターレベル
500:MARCHレベル
700:早慶レベル
1000:早慶レベル
になります。
700より1000の方が語彙数は多いですが、長いだけで問題自体は700の方が難しかったりします。
慶應義塾のSFCや青学のような超長文が出題されるなら1000をやっても良いですが、そうじゃない場合は700までで良いでしょう。
対象者
英単語、英文法、英文解釈、高校基礎レベルの長文を終えた人が300からやり始める形になります。
300を終えたら、ハイパートレーニングレベル2などを挟んで500に入り、500の次にハイパートレーニング3をやって700に入ります。
やっておきたいシリーズは自分で構造分析ができる人じゃないと使いこなすのは厳しいと思います。
◇やっておきたい英語長文はどんな人にオススメ?
・自分で構造分析ができる人
・質の良い英語長文にたくさん触れたい人
・CDがなくても気にしない人
にオススメです。
300は30題、500は20題、700は15題、1000は10題と数が非常に多いので、たくさん長文に触れたい人にオススメです。
◇やっておきたい英語長文の使い方
基本的には英語長文の勉強法で書いたやり方と一緒ですが、改めて書きます。
勉強方法
1、最初から和訳が書かれたページを見る
2、和訳や構造を見ながら英文を1文ずつ精読する
3、すべての英文を精読し終えたら音読する
以上です。
それぞれ具体的に説明していきます。
1、最初から和訳が書かれたページを見る
長文の勉強を始めたばかりの人は問題を解く必要はありません。
なぜなら、最初から問題を解こうとしてもわからない英文だらけで時間のムダだからです。
この問題集は問題を解くというよりも「新しい英文を読めるようにしていく」のを目的に勉強しましょう。
問題演習はセンターの過去問などでおこないます。
※やっておきたいシリーズで問題演習をする人は最初から問題を解きましょう。
2、和訳や構造を見ながら英文を1文ずつ精読する
和訳のページを見ながら
「この英文はこういう構造だからこういう和訳になるんだな」
と1文ずつ理解していきましょう。
この作業を「精読」と呼びます。
この精読という作業をすることで、
今まで初見では読めなかった英文が読めるようになっていきます。
「なんでこの和訳になるの?」と疑問に思った場合は必ず誰かに確認しましょう。
理解しないまま進んでも意味がありません。
やっておきたいシリーズは構造が書かれてないので、和訳を読んでも構造を理解できない人は別の問題集を使ったほうが良いです。
3、すべての英文を精読し終えたら音読する
1つの長文を全て精読し終えたら、全文を音読しましょう。
音読をすることで、精読した内容を復習できます。
一番大切な作業になるので必ず音読をしてください。
音読のやり方については下の記事をお読みください。
ペース
レベルにもよりますが、1日1〜3文ほど進めます。
定期的に復習として、以前読んだ長文を音読しましょう。
終了目安
・問題集に載っている長文の構造や和訳を全て説明できる
・CDと同じスピードで読んで、左から右に英文を理解できる
この2つの状態を達成できれば終了です。
1度英文を読んだだけでは全く意味がないので、最低でも15回以上は音読しましょう。
やっておきたいシリーズはCDがついていないですが、一般的なCDと同じくらいのスピードで読めるようにしましょう。
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