“急がば回れ”が古文攻略の最短ルート

こんにちは、武田塾の福本です。

「偏差値30台からの逆転合格」でおなじみ
武田塾が持つ選りすぐりの勉強法&テクニックを紹介する『即効!LINE道場』。

 

前回は古文の読解を楽にする3つのテクニックについてお話ししましたが、今回はより実践的な古文との向き合い方についてお話しします。

 

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さて、ぼくは古文が苦手な受験生に出会った際、ある鉄則、心構えをお伝えしています。

 

それは――

「古文には真正面から挑むな!」

…というものです。

 

古文が苦手な人の多くは「原文を読んでそれを丁寧に現代語訳する」…というかなりの時間とエネルギーを消耗しそうな解き方をしています。

 

もちろん前回お伝えした通り、読解自体は古文に慣れる上では重要なステップです。

 

でも、それを模試や本番でやっていては時間が足りませんし、源氏物語などの難しい文章が出題された場合なかなか歯が立ちません。

 

で、実のところ本番の入試で全訳が求められるのは東大くらいです。

 

じゃあ、東大以外を志望してる人はどうすべきか?

 

そこで必要なのが
古文に対するアプローチ&発想の転換です

 

古文は「原文の難しさに対して、問題の選択肢がかなり素直(簡単)」という傾向があります。

その選択肢(正解)は原文を正確に現代語訳したものですから、これを生かさない手はありません。

 

まえがきを読んである程度話の大筋をつかんだら、問題文の選択肢(の正解)を活用して、本文のディテールを掴んでいく。

そうすると、あとは主語さえわかれば解ける問題が実はかなり多いのです。 

 

古文は急がば回れ。

 

省略だらけで不完全な文章に対して、英語のように真正面からぶつかっていく必要はありません。

それは登山に例えれば、目の前に安全な登山道があるのにわざわざ険しい断崖絶壁を選んでいるようなものです。

 

現代語訳された選択肢というヒントを足掛かりに、ひょいひょいとわき道からゴールを目指すのが最短ルートだったりするのです。

 

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本当にそんなやり方で大丈夫なの?

という声が聞こえてきそうですが、ご安心を。

 

実際、古文が苦手だった多くの人が、この発想に切り替えてセンター試験では見事高得点を取りました。

 

あれ? あまり訳せていないのに、問題は解けてる!

と気づいたら、いつの間にか古文への苦手意識はなくなっています。

 

古文は視点を変えるだけで得点源にできる科目です。

やり方次第でどんな大学でも満点を狙えます。

 

しかも、多くの人が苦手とする古文を得点源にできれば本番においても大きなアドバンテージになります。

 

ぜひ前回と今回の内容を実践して、自信をもって取り組んでください。結果は必ず付いてきます!

 

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いかがでしたでしょうか?

 

つい英語と同じスタンスで挑んでしまいがちな古文ですが、ちょっと視点を変えてみるだけで問題を解くことに関しては案外簡単だったりします。

とはいえ、もちろん単語や文法など基本的な知識のインプットは必要なので、そこはお忘れなく!

 

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ぜひチェックしてみてください!

 

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武田塾・福本がお届けする『即効!LINE道場』。

今回は古文との向き合い方&視点の切り替えについてお話ししました。

 

もし、実際にやってみて、

・そもそも選択問題が解けません…

・意地でも真正面から解きたい!

・短時間で古文を1から勉強し直したい

 …という人がいたら、ぜひ武田塾の無料受験相談に足を運んでみてください。

 

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次回は教科を古文から現代文へチェンジ!

【現代文のブレをなくす‟2つの急所”とは?】をご紹介します。

 

ご期待ください!