こんにちは、武田塾の福本です。
「偏差値30台・E判定から逆転合格」の武田塾が、
今すぐ使える勉強法を紹介する『即効!LINE道場』。
今回は、英文法の勉強法についてお話ししたいと思います。
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さて、突然ですが
「英文法の参考書を1冊だけ選べ!」
…と言われたらあなたは何を選びますか?
世の中にはいろいろな英文法の参考書がありますが、
おそらくかなり多くの人が
・『Next Stage』(桐原書店)
を挙げるのではないでしょうか?
確かに『Next Stage』(通称:ネクステ)は英文法の知識が網羅されてあり、
1冊で早慶レベルまで戦える頼もしい参考書です。
でも、残念なことにそのポテンシャルをフル活用できている人は意外と少ないというのがぼくの印象です。
中でも最も多いNG勉強法が、
・右側(解説)ページの内容をおぼえるのに専念してしまう
…というものです。
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なぜNGなのかわかりますか?
ここで実際の英文法の試験問題を思い浮かべてください。
そこには問題文と選択肢があるだけで、当然ながら解説文などありませんよね。
つまり、正解を導くためには問題文を読んで自分のアタマだけで考えなければならないわけです。
なので、ネクステで勉強する際は、
1)左ページ(問題)を見てから
2)右ページ(解説)を思い付かないとダメ!
…ということです。
にもかかわらず、受験勉強では試験には出てくれない右ページ(解説)ばかりを追ってしまう。
これでは得点が伸びないのも当然ですよね。
例えば、時制を問う問題で次のような選択肢があったとします。
—————————————————————-
①現在形 ②過去形 ③未来形 ④現在進行形
[正解:②過去形]
—————————————————————-
この場合、右ページに
「問題文に“yesterday”のような過去を示す単語があるので答えは②」
…という解説があったとしても、それだけをおぼえても意味がありません。
別の問題になると解けなくなってしまいます。
「この問題であればここに過去の時制があるのでこの選択肢が正解だ」
とわかるようにならなければ英文法の実力は身に付かないのです。
英文法は「おぼえる」のではなく 「おぼえて使う」が目的。
ここが英単語との大きな違いであることを肝に銘じておきましょう。
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さて、ここで英文法の勉強におけるもう一つの落とし穴について。
英文法の参考書には大きく分けて
・網羅系→テーマごとに問題が分類されている
・ランダム(演習)系→あらゆるテーマからランダムに出題される
の2種類があります。
網羅系の場合、「仮定法」のページなら仮定法の問題だけが並んでいて、
問題を解く前から 「この問題は仮定法に関するものだよ」とヒントが出ているに等しい状態です。
でも、実際の試験にそのようなヒントはありませんよね。
なので、網羅系である程度勉強が進んだら、
次はランダム系の参考書に切り替えてヒントなしで解く訓練をする必要があるのです。
YouTube武田塾チャンネルではおすすめの英文法参考書を紹介しているので参考にしてみてください。
▼YouTube武田塾チャンネル
英文法の参考書を徹底比較!【参考書MAP】
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武田塾がお届けする『即効!LINE道場』。
今回は受験英文法の虎の巻『Next Stage』の正しい活用法についてお話ししました。
でも、もし実際にやってみて…
・ネクステが合わない/難しく感じる
・“右ページをおぼえるクセ”が抜けきらない
・よくわからないので対面で教えてほしい
…という人がいたら、ぜひ武田塾の無料受験相談に足を運んでみてください。
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次回は【英語長文を爆上げする3段階シャドーイング】についてご紹介します。
お楽しみに!