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千葉大学国語の基本対策

千葉大学国語の基本対策

現代文、古文、漢文の基本対策と攻略ポイントに入る前に千葉大学の国語は受験する学部で試験問題が違うのでここで整理しておきましょう。
教育学部の国語科を受験する場合は、国語は大問4つで現代文2題、古文1題と漢文1題を120分で解くことなります。
それ以外の学部は国語は大問3つで現代文、古文、漢文がそれぞれ1題づつ90分で解きます。
現代文1題は共通で残りの現代文1題、古文1題、漢文1題はそれぞれ出題される問題が別であることに注意ですね。

現代文の基本対策

共通問題の現代文についてまず説明します。
漢字の読み書き、語句補充問題そして記述論述問題が中心の出題となります。
問題はオーソドックで標準レベルですが、しっかりと文章を理解できてないと得点しにくいです。
とにかく、言葉を書く能力を求められています。
次に、教育学部の国語科の現代文2題目です。
一般的な現代文の読解とは問題の趣向が違っています。例えば、表現技法を問いてくる問題が顕著ですね。
印象として、国語教員必要な文章を分析する力があるかを試験問題を通して試されているような漢字です。
過去問をやりこんで、この手の問題に対して慣れておく必要があります。

現代文攻略のポイント

漢字の読み書きでの失点は、防ぐためにきちんと対策をしましょう。
記述論述問題は、いかにして減点をされない解答をかけるかどうかが鍵です。
『現代文読解の開発講座』や『得点奪取現代文』、『入試精選問題集現代文』をやり、記述論述対策の練習をしましょう。
一方で、教育学部国語科の現代文ですが、さきほども説明したように表現技法を問いてくる問題など文章分析力が求められます。
対策としては、日頃から国語便覧などの資料集に目を通したり、過去問を複数年やりこんでいくことが必要です。
求められている解答が特別難しいわけではないので、しっかりと対策していれば合格点を取れるレベルになります。

やっておくといい参考書

『現代文読解の開発講座』

要点をまとめるのに役立つ参考書です。記述論述問題では、段落ごとの内容を整理したりまとめたりする力が求められます。
この参考書の解説を読めば、読むほど文章をまとめるコツがわかってきます。
難しい現代文を解くための入門書として、やっておくと便利です。

『得点奪取現代文』

記述論述対策専用の参考書になります。記述論述対策の1冊目にやりたい参考書です。
解説に採点基準が載っているのが大きなポイント。
何を書く必要があって、何を書いちゃいけないのかが明確になります。

『入試精選問題集現代文』

レベルは高いですが、解くことで得られるものは大きい参考書になっています。
ポイント大きく2つで1つ目は、掲載されている出題文のテーマが多様であることそして2つ目は、解説が非常に詳しいことです。
過去問に入れるレベルになってから解き始めることをオススメします。

古文の基本対策

古文も教育学部の国語科とそれ以外で問題が違いますが、基本対策は変わらないのでまとめていきます。
千葉大学の古文は知識問題が多い印象です。なので、知識のインプットが重要になってきます。
古文の知識問題とは、特に古文単語の意味、文法解釈、古文常識そして文学史です。
『読んでみて覚える古文単語』を使った古文単語の暗記、助動詞や助詞そして敬語の一覧の暗記は必須です。
知識不足で点数を落としてしまうのはもったいないので確実に知識を増やして得点を積み上げていきましょう。

古文の攻略ポイント

知識問題の中でも注意が必要なのが、古文常識です。
特に、和歌に関するものは重点的に勉強しましょう!
千葉大学の古文の問題には、この和歌の常識がないと答えにたどり着かないものも散見されます。
ただ、出題される古文文章量はそこまで長くなく、文法も難解ではありません!
そのため、読解に関しては『得点奪取古文』や『入試精選問題集古文』をやりこんでおけば
十分合格点が取れるはずです。
文学史は『SPEED攻略10日間 国語文学史』で押さえておきましょう。

やっておくといい参考書

『得点奪取古文』

古文の記述論述対策に使える参考書です。
現代文と同様に、採点基準が解説に載っていて便利ですね。
記号問題では答えられる問題も、記述論述問題になると解けなくなることをなくすためにも
この問題集を使ってみてください。

『SPEED攻略10日間 国語文学史』

こちらの参考書は受ける大学の出題傾向に合わせて出題範囲の部分のみやれば良いです。
古典文学史なので、さらっと短期間に覚えてしまいましょう。それだけで千葉大学では古文の得点が伸びます。
あくまで、暗記用のテキストなので過去問や別途問題集を解いてアウトプットの練習をしておきましょう。

漢文の基本対策

教育学部国語科以外の漢文は記述論述対策を行っていれば、センター試験レベルの知識で対応できます。
『早覚え速答法』のあとに『得点奪取漢文』で十分合格点が狙えます。
一方で、教育学部国語科の漢文が文章が長いです。
また、問題も単に記述論述でだけでなく返り点や送り仮名を入れる問題も出題されます。
そのため、長い漢文を読み切るスタミナと正確に内容を理解する力が求められます。
センター試験レベルであればスラスラ読めるほどの実力がほしいですね。

漢文の攻略ポイント

教育学部国語科以外であれば、センター試験後に記述論述をばっちり行っておけば問題なく
合格点が取れるはずです。
一方で、教育学部国語科の漢文ですが『入試精選問題集 漢文』を解き長い漢文になれておくことが
必要です。または、過去問をやりこんで長い漢文を読み切る体力をつけておきましょう。
その上で、正確に読みこなすだけの単語力と文法力をつけることをお忘れなく!

やっておきたい参考書

『早覚え速答法』

こちらの参考書のポイントは、とにかく早く1冊を終えることができることです。
漢文で必要な要点が整理されていて、問題演習もできるのでオススメ!
これ1冊やればセンター漢文の大半は取れるようになります。

『得点奪取漢文』

こちらも現代文と古文と同様のシリーズです。
漢文の参考書で記述論述対策ができる貴重な参考書になります。
こちらも採点基準が書いてあるので、便利!
内容は書き下しや和訳がメインになりますので、これでしっかりと記述論述対策をしておきましょう。

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